必須アイテム・パワーメーター

那須ブラーゼンに所属していた時から、パワーメーターを使ってトレーニングをしてきました。パワーメーターを使い始めてから、4年以上になります。


1年目(2014)は我流でトレーニングをしていました。我流といってもただ自分の感覚だけでトレーニングをして、その日のパワーデータを眺めて終わり。トレーニングに関しての知識もほとんどなかったためそこから何かを得ようとする事なく、「10分間のパワーを更新した」や「最大ワット上がった」などただ自己満足をしていただけでした。

それでは折角のパワーメーターを活かせていないという事で、2年目(2015)は当時のブラーゼンの監督からトレーナーを紹介して頂き、毎日のトレーニングメニューを組んでもらいました。

トレーナーから送られるメニューは非常にキツかったですが、自分でも実感するくらい以前より強くなっている感覚がありました。

送られるメニューは多種多彩です。例えば平坦の10分走はワットだけでなくケイデンスも指定されていたり、10分のうちに最初の8分は何ワット、最後の2分は何ワット・何ケイデンスという様に、ただ10分全力というわけでは無かったりします。パワーメーターがないとできないですね。

そして一つ一つのメニューにはどこの力を伸ばすためのトレーニングなのか科学的な根拠に基づいており、「なぜこのメニューをやるのか」「何のためにやるのか」、これが自分にとって安心してトレーニングするために大事なことなのです。目的意識なくトレーニングすると「これで大丈夫なのだろうか」「ちゃんと自分は強くなっているのだろうか」などと不安になります。しっかりと目的のあるトレーニングをする、そしてそれをやることで伸ばせる力がある・分かることで、自分のトレーニングの積み重ねとして自信につながるのです。

パワーメーターは数値として自分の積み重ねが可視化、トレーニングを把握しやすいので、より自信や手応えにつながり、それである意味自分のトレーニング、やっていることに安心することができます。

なので今となってはパワーメーター無しでトレーニングすると、「自分がどれくらいトレーニングしたのか」「どこの力が伸びて、どこの力が足りないのか」など自分がやっているトレーニングが把握できない部分が多くて非常に不安になります。もうパワーメーター無しではトレーニングできなくなってしまいました。

一昨日までパワーメーターがない状態でのトレーニングだったので、かなり不安を持っていましたが、昨日からパワーメーターをつけたので不安を抱えることなく集中してトレーニングができそうです。



、、、5年前のトレーニングにはもう戻れないぜ。




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